喪中の人にかける言葉は?社会人のための新年・年末の挨拶の仕方!

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職場の人の身内が亡くなり、「今年は喪中である」ということを伝えられた…こんな時、困ってしまうのが新年や年末の挨拶の仕方ですよね。

喪中の人にかける言葉は、一体どのようなことに気をつけなければならないのか、まとめてみました!

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喪中の人にかける言葉 新年の挨拶にお祝いの言葉はNG

喪中の人にかける言葉で悩ましいのは、新年の挨拶にお祝いの言葉を含めていいのか?って所ですよね。

一般的に、喪中の方へは松の内(1月7日)までは、年始の挨拶を控えるようにします。とはいえ、仕事の関係などやご近所の方で、それより前に顔を合わせてしまう…という状況だとそうは言ってられない場合もあります。

喪中の人に新年の挨拶をするのがマナー違反とされている理由は、「不幸があったのだからおめでとう、や新春のお慶び、などお祝いの言葉は控えましょう」ということからです。

ですので、職場で新年の挨拶を交わす際には、「旧年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。」といった、「あけましておめでとうございます」という言葉は使わない挨拶にするのが賢明です。

もう少しフランクな感じの挨拶なら、「おはようございます。今年もよろしくお願いいたします。」のような挨拶でも良いでしょう。

メールなどの文章にする場合も同様に、その方との関係性も考えながら、同じような内容を伝えるようにします。

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喪中の人に年末の挨拶 良いお年をはダメなの?

喪中の人に年末の挨拶をする際に、「良いお年を」はダメなのか?と言う疑問を抱くかもしれません。

実は、「良いお年を」は、省略した形であるということをご存知でしたか?

本来、良いお年を、の後には「お迎えください」という言葉が続いています。もう少し丁寧に言うなら、「本年は大変お世話になりました。どうぞ良い年をお迎えください。」という言葉が、完全な形となります。
ですので、「良いお年を」の年、とは、来年のことを指していることがわかりますね。

悲しいこと自体があったのはその年内なわけですから、次の年が良い一年になるように願いを込めた「良いお年を」という言葉は問題ありません。

また、「良いお年を」という言葉には、「これから大晦日まで無事に過ごして、滞りなく新年が迎えられますように」という意味も込められています。
「今年は悪かったから、来年はいい年になるといいですね」という意味だと勘違いしている方もいますので気を付けましょう。

ただでさえ不幸なことがありまだ心身ともに不安定、という方もいるでしょうから、こちらが意図していない風にとられてしまったり、中には後々まで引きずってしまう方もいます。ですので、「良いお年を」が万能であるとも言い難いです。

一番無難なのは、「今年も大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。」といった、先程の年始の挨拶と同じようにまとめることです。
これであれば、意味をねじ曲げて取られてしまい、後まで引きずり大変なことに…なんてことには絶対になりませんので、安心ですね。

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喪中の人にお中元やお歳暮は贈る時は

お世話になった職場の人にお中元やお歳暮を贈るとき、相手が喪中の時はどうすればいいのか?

お中元やお歳暮は、贈る時期が忌明け(七七日忌後)であれば、通常通りに送っても失礼にはあたりません。贈る時期が忌明けの前になってしまう時には、時期を遅らせて贈るようにしましょう。その場合は、以下のようになります。

お中元:7月15にち過ぎから立秋ごろまでに「暑中御伺」として贈る
お歳暮:年が明けて、松の内が過ぎてから立春ごろまでに「寒中御伺」として贈る

どうしても都合が悪く、忌明け前に贈ることになってしまう場合にも方法はあります。
必ず、「無地の短冊」や「奉書紙」を使い、紅白の花結びはつけず、地味な包装紙で包めば忌明け前でも贈ることは可能です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。喪中の方へは、通常の時よりも配慮が必要になります。しかし、年始の挨拶も年末の挨拶も、大切なのは相手を思う気持ちです。

今年お世話になった感謝をしっかりと伝え、来年もよろしくお願いしますという気持ちがしっかりと相手に伝われば良いのです。その上で、相手に失礼のない言葉選びができるとさらに素敵な挨拶になりますね!

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